全国で養蚕に携わる人はどんどん減り南信州でも12軒ほどの農家が兼業で生産しているにすぎない。 手作業の紡ぎと機織りはわずかに限られた人たちの間に伝わっているにすぎない。 機械紡織も全国で、私の調べた限り、長野県の諏訪と群馬県の碓井にあるだけである。
シルクロードの遥か西、ウズベキスタンでもほぼ同じやり方で絹を作っている。 2014年9月、機会を得てその様子も撮影することができた。
長野県下條村の新井裕明、諏訪の宮坂製糸、長野県穂高市の安曇野市天蚕センター各位のご協力で、カイコから繭そして絹布になる迄の作業を撮影することが出来た。
関係者の皆様に御礼を申し上げます。